as ホラシア/レナータ/レティシア
1955年10月27日、フィリピンアルバイ州レガスピ生まれ。1976年にマイク・デ・レオン監督の『Itim』でデビューし、アジアン映画祭にて最優秀女優賞を受賞。以降、フィリピン国内で高評価を得ている映画監督の作品に次々と出演。主な作品に、リノ・ブロッカ監督『Kontrobersyal』、『泥の中を泳げ』、イシュマエル・バーナル監督『Tisoy』、『Boy Kodyak』、マイク・デ・レオン監督『カカバカバ・カ・バ?』、『Kisapmata』、マリオ・J・デ・ロス・レイエス監督『High School Circa '65』、『Apat na Maria』、『Hindi Mo Ako Kayang Tapakan』、エディ・ロメロ監督『Aguila』、セルソ・アド・カスティロ監督『Ang Alamat ni Julian Makabayan』、マリルー・ディアス=アバヤ監督『ブルータル/暴行』、ローリス・ギリエン監督『Kapag Langit ang Humatol』、そしてエルウッド・ペレス監督『Ms. Dolora X』がある。本作にて17年ぶりに映画界に復帰した。フィリピンを代表する放送局ABS-CBNの元会長兼CEOであり、300作を超える数々のヒット映画のエグゼクティブプロデューサーとしてもよく知られている。
as ホランダ
1983年6月24日、マニラ生まれ。現在フィリピンで最も注目を集めている俳優のひとり。ショッピングモールでスカウトされ、1996年に俳優デビュー。『Dubai』(05)でFAMAS Awards、Star Awards for Movies最優秀助演男優賞を受賞。『All About Love』(06)でFAP Awards最優秀男優賞受賞、『One More Chance』(07)でFAP Awards最優秀男優賞を受賞するなど、着実にキャリアを重ねる。エリック・マッティ監督作『汝の父を敬え』(15)ではガワッド・ウリアン賞(フィリピン映画批評家賞)最優秀男優賞を受賞、第15回ニューヨーク・アジアン映画祭では韓国のイ・ビョンホンらと共にスター・アジア・アワードを受賞した。ラヴ・ディアス作品への出演は『痛ましき謎への子守唄』(16)に続き2度めとなる。