CHAIN/チェイン
11/26テアトル新宿、12/10京都シネマほか全国順次公開
ストーリー
北白川派作品の最新作。大人計画の上川周作主演、新選組終焉の象徴「油小路の変」の裏側を描く群像ドラマ。
新選組終焉の象徴とも言われる「油小路の変」を背景に、激動の時代を生きた無名の人々の生き様を描く群像劇。主演は本作が映画初主演となる大人計画の上川周作。上川は京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)在学中に『正しく生きる』(福岡芳穂監督)『赤い玉、』(高橋伴明監督)等北白川派作品に出演して演技力を磨き、卒業後に本格的な活動を開始。映画『止められるか、俺たちを』(白石和彌監督)、『劇場』(行定勲監督)、NHK連続テレビ小説『まんぷく』や大河ドラマ『西郷どん』等で注目され、若手実力派俳優として脚光を浴びている。監督は若松プロ出身で『正しく生きる』『愛してよ』で知られる福岡芳穂。京都芸術大学映画学科教授として、北白川派の一角を担ってきた。脚本は『あゝ荒野 前篇 後篇』『宮本から君へ』を手掛けた港岳彦。また本作は、「5万回斬られた男」と呼ばれ数多くの時代劇で活躍、今年1月に惜しくも逝去した俳優・福本清三の最後の出演作となった。歴史的事件に関わった無名浪士たちのほとばしる情熱、激動の時代をくぐり抜けた人々の濃密な生き様を活写した、熱く激しい人間ドラマが誕生した。